WiMAX2

WiMAX2というのは、次世代WiMAXのことを言います。つまりは、WiMAXの改良版ですね。このWiMAX2は、2013年に開始されました。
WiMAX2の正式な規格はIEEE802.16mといい、2011年4月にIEEEによって正式に既に承認されています。最大40MHzまでのチャンネル帯域を使用し、WiMAX2の通信速度は、多重通信によって使用されるアンテナの本数、または使用する周波数によって異なりますが、理論値でいうと、下りは最大330Mbps、上りは最大112Mbpsとなっています。もちろん理論値ですから、実際にはここまで速くはなく、もっと数字は小さくなりますけどね。
しかし、この通信速度が実現すれば、モバイル通信であるにもかかわらず、自宅・オフィスなどで利用されている光回線に匹敵するほどの接続スピードが期待されるのです。更に、実際のオフィス街にて、静止状態で150Mbpsの通信速度の実現も可能であり、ビル群の中であっても、通信速度を確保することができる大きな手助けになることが実験により実証されています。
そして、半径200mほどのセルサイズで基地局を打つことにより、都心部のビル街であっても、100Mbps以上の速度でインターネットを利用することが可能となります。また、時速500kmで移動している乗り物の中であっても、基地局乗り換え(ハンドオーバー)が可能となります。
WiMAX2は、2010年にモバイル通信の4G規格(国際電気通信連合が定めている第四世代移動通信システムのこと)の1つとして認められてたワイヤレスインフラであり、かつ、現在存在しているWiMAX(IEEE802.16e)との下位互換性も持ち合わせています。ただ、一応予定として2012年にWiMAX2のサービス開始をアナウンスしているものの、まだ具体的な製品は登場していません。